年: 2023年

第40回 JPTAピアノ・オーデション

11月12日(日)高松にある「香川県教育会館ミューズホール」で開催された教育連盟のピアノオーデション、地区大会に行ってきました。

連盟のオーデションは、5年ぶりくらいでしょうか?
Uターンで徳島に帰ってきてからは初めてです。
高松まで往復約6時間。
遠かった。

今回は4名が参加され、朝早い集合の生徒さんは前泊されました。
ご苦労様です。

久しぶりのオーデション応援、緊張しました。
小3、小6の生徒さんは椅子の高さ調整を自分でしたのですが、初めての会場にきてリハーサルなしで、椅子の調整も落ち着いてできていて、すごいなーと尊敬しかありません。
子どもって本当にすごい(^O^)/

生徒さんの演奏を客席で聴く機会はコンクール以外にありません。自分も大いに勉強させてもらっています。客席で聴くことができることもしかり、オーデションの場合は課題曲があり自分の生徒さんと他の方との演奏を比較することでわかることが沢山あります。

次回までの課題として、
『フォルテとピアノのダイナミクス』
指づくり、音づくりを研究していこうと思います。

ステージで一生懸命弾いている生徒さんをみて、自分ももっと頑張らねばと痛感しました!!

フランスにおけるピアノ教育の伝承

公益財団法人 日本ピアノ教育連盟 第36回 全国研究大会 ノートVol.1

2023年9月1日(土)、9月2日(日)、武蔵野音楽大学江古田キャンパスで開催された研究大会に参加してきました。
毎年、生徒さんたちが参加しているコンクール主催団体の講義です。

2日目に開催された「ジャン=マルク・ルイサダ」氏の講義の内容をノートします。

「フランスにおけるピアノ教育の伝承」
ルイサダ氏の幼少期から受けた音楽教育の内容から始まり、彼がコンクールの審査員をしていて考えることはどのようなものなのか、ピアノ教育とはどうあるべきかを話してくれました。

6歳の時にはオーケストラとの共演を果たしたとのことでしたので、やはり天才なのでしょう。2か月に1回、1週間寄宿舎のようなところで一日10時間のレッスンを受けていたというから、すごい集中力です。

一番印象にい残った内容を書き留めます。

ピアノを弾くときのフォーム
1.手は鉄のように固く
2.腕は羽のように軽く
3.上腕二頭筋はボディービルダーのように鍛えられたものであること

ずっと、手に力を入れないで、軽く弾くことと教えられていたような気がしますが、反対だったのでしょうか?

自宅に帰ってから、手に力を入れて弾いてみました。腕がとても疲れますが、とてもきれいな音がするし、滑らかに弾けます。昔から脱力脱力といわれ、いろんな方法を試してみましたがうまくできなくて忘れていましたが、手に力を入れて弾くように練習したら手に筋肉がついて、腕に力を入れなくても弾けるようになるので、自然に脱力ができるのかなと思います。

手に十分に力を入れて弾くだけの指や手が作られていない前から、脱力をしようと思っても所詮無理なことなのかもしれません。手に力を入れて弾く、という脱力とは反対のことをやってみて、脱力のことが分かるなんて、、、。

そして、上腕二頭筋の件。多分これと肩甲骨の動きがつながってくるのかなーと思います。先日、あるピアニストの演奏を舞台袖から見る機会があり、ピアニストの肩甲骨がムキムキ動いていたのでびっくりしました。ピアニストの演奏フォームは美しく、無駄がなく、力強い音、レガートの滑らかさ、クリアなピアノの響きでした。

ピアノを弾くのって、指だけじゃなくて身体全体ですもんね。今まで椅子の高さくらいしか気にしてきませんでしたが、肩甲骨にまで配慮してみましょう。

#フランスにおけるピアノ教育の伝承
#ジャン=マルク・ルイサダ
#日本ピアノ教育連盟
#全国研究大会
#ピアノ脱力

新日本フィルハーモニー交響楽団、コンサートに行ってきました。

(茶髪の方が藤木大地さん、左隣がコンマスの西江辰郎さん、以前仙台フィルにいらしたイケメンです)
撮影可でした。ハッシュタグをつけて投稿してくださいとのことでした。

日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 すみだクラシックへの扉 第15回

6月9日(金)14:00すみだトリフォニーホール

久しぶりの生オーケストラでした。
初めて生で聴く「パッヘルベルのカノン」、CDと全然違うし、ピアノ曲とは全く別物って感じでした。
オーケストラのひとつひとつの楽器の音の震源地が違う。。。当たり前ですが。

CDを自宅で聴くときなんかはせいぜい4か所からだし、音響なんて全然だめだし。ホールで聴く生音がこんなにも心地よいとは改めて感動しました。ひとつひとつの楽器から発せられた音が、ホールの上部で融合され、私の頭の上から音が降り注いでくる感じです。

そしてなんといっても、カウンターテナーの「藤木大地」さんの歌。最初の一小節目が終わったところから涙が止まりませんでした。なんと美しい声なのでしょう?そして繊細です。こんなにもきめ細やかなことに触れる機会って日常生活の中ではあまりないような気がします。

何があるでしょうか?

ヘンデルの歌劇曲「オンブラ・マイフ」「涙の流れるままに」から始まり、フィガロの結婚から「恋とはどんなものかしら」など、引き込まれる美しさでした。

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