【第3回ファミリーコンサート in かいよう 開催のご報告とお礼】

2025年6月1日、「第3回ファミリーコンサート in かいよう」を無事開催することができました。
当日は多くの皆さまにご来場いただき、盛会のうちに終えることができましたこと、心より御礼申し上げます。

子どもたちの演奏、合唱、そしてゲストによる本格的なクラシック音楽の響きが会場を包み、出演者・観客の皆さまが一体となる、あたたかいひとときとなりました。

今回の開催にあたり、ご支援くださった皆さま、広報や設営などで力を貸してくださった皆さまにも、深く感謝申し上げます。

これからも、地域の子どもたちが音楽に親しみ、学び、感動できる機会をつくっていけるよう、活動を続けてまいります。
今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

地域のお子さんとプロの演奏家との共演

第1部
地域のお子さんたちのピアノ演奏

第2部
テノール・コンサート

演奏曲目
ベートーヴェン/ピアノソナタ悲愴第3楽章
ショパン/子犬のワルツ
千の風になって
アヴェ・マリア
歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」

フィナーレ
テノール歌手とお子さんたちのジョイント
「翼をください」

ゲスト奏者のプログラムが決まりました!!

マスカーニ作曲  アヴェ・マリア

シューベルト作曲 セレナーデ

プーランク作曲  愛の小径

ピアノ独奏

ショパン作曲 革命のエチュード

新井満作曲 千の風になって

プッチーニ作曲 オペラ《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」

一度は耳にしたことのある曲ばかりです。
ピアニストの「革命のエチュード」も楽しみです💛

ゲスト演奏者プロフィール

森谷健太郎( テノール)

国立音楽大学卒業。
これまでにミュージカルやオペラ等、多数の舞台に出演する傍ら起業し、音楽教室の指導運営、コンサート企画等を行う。指導者として述べ500人に指導を行う他、対象者に合わせて作り上げるコンサート企画など、音楽の普及活動に力を入れている。

また、ナレーション担当として東京混声合唱団と共演するなど、ナレーターとして高い評価も得ている。
かみて音楽事務所代表。

舘亜里沙(ピアノ)

東京藝術大学楽理科卒業、安宅賞受賞。同大学大学院にて音楽学博士号取得。現在同大学非常勤講師、弘前大学および常葉大学非常勤講師。舞台演出家として、オペラを中心に多数の演目を手掛けるほか、脚本執筆も行う。近年の演出作品にやまと国際オペラ協会主催《ドン・カルロ》等。並行してピアノ演奏およい音大受験指導も積極的に行い、声楽・器楽伴奏や表現技術を必要とする学生の指導にあたる。

https://arisa-tachi-411.jimdofree.com

コンサート趣旨

第3回ファミリーコンサート in Kaiyo ― クラシック音楽の素晴らしさを地域の皆様に体感していただくために

地元のコンサートホールに、東京で活躍するテノール歌手とピアニストを招き、参加型のコンサートを開催します。

  1. 地域の子どもたちによるピアノ演奏
  2. ゲストのテノール歌手とピアニスト、地域の子どもたちによる合唱(コラボレーション)
  3. テノール歌手とピアニストによるゲスト演奏

コンサートの目的と意義

地方の子どもたちは、芸術鑑賞の機会が極めて限られています。本事業を通じ、クラシック音楽を身近に感じる機会を提供し、芸術鑑賞力を育むことを目的としています。

インターネットの普及により、地方でも都市と同様の情報を得ることが可能になりましたが、クラシック音楽や絵画など、デジタルでは完全に体験できない芸術分野においては、依然として都市と地方の格差が存在します。

都市部では、若い世代のクラシック音楽ファンが多く、演奏者によっては大ホールでも満席になることがあります。しかし、地方ではクラシック音楽の愛好者が少なく、集客の難しさからコンサートの開催自体が減少傾向にあります。

本コンサートは、地域住民がクラシック音楽を身近に感じ、共に演奏する機会を提供することで、海陽町および近隣地域におけるクラシック音楽人口の増加を促し、継続的な音楽文化の発展につなげることを目指します。

また、情操教育を通じて豊かな感性や社会性を育むことは、子どもたちが将来、主体性を持って働き、社会に貢献する力を身につける基盤となります。その結果、安定した職業に就き、自立して生活し、納税を通じて社会に還元していくことにつながると考えます。