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ミニ発表会開催

日時:6月23日(日)10:30開演
場所:旧海部中学校体育館
入場無料

フクシマピアノ教室、ウィークエンドコンサート

11回目は初めての試み、海部中学校の体育館で開催します。
表題は「ミニ発表会」
全然ミニではないのですが、気楽にやろうという気持ちを込めて「ミニ」と付けました。

当初はいつものように教室で行う予定でしたが、生徒さんたちがみなさん成長してかなりの大曲を弾けるようになりました。ご家族の方やお友達にも聴いていただきたいと広い会場でやることに決めました。

今回で5回目となる、協会ピアニストの金指先生がゲスト演奏をしてくださいます。
自身が作曲されたポロネーズの他、オールポロネーズです。
今回は私も演奏します。先生と連弾、ドボルジャークのスラブ舞曲、4手連弾。

最後のフィナーレは生徒さんたちの二部合唱「翼をください」
合唱の鉄板曲に挑戦します。

観覧はご自由です。
お越しをお待ちしております。

福島瑞世

読譜とは

まず、読譜は脳のどういうプロセスで行われているかを考えてみたいと思います。

楽譜を「見る」ことから始まります。

『まず、「見る」ということは、目の前にあるものをそのまま見るわけではなく、まず脳がここではこういうふうに見えているはずだと暫定的に作り出した映像があり、それを実際に見えているものと照合しながら、推論と実像のぶれを少しずつなくして、見るということを行っている。すべての視覚データをすべて脳に転送していたら、当然脳の負荷は増える。先に推論をすることで、省力化をはかっている。』引用:ChatGPT VS.未来のない仕事をする人たち より

さて、楽譜を読むということも、このプロセスを経ているのですが、もっと複雑になります。

まず、5本の線のどこに丸があるかを認識すること。これは先に述べた、暫定的に作り出した映像と実像との整合性をはかることが行われ、どこにあるのかが分かります。

次に、それはドレミのなんの音なのか?自分の蓄積したデータの中から探し求めるのですが、データがない、若しくは探せない場合は、 もう一つのやり方、ある基準の音から数えていくやり方を使用します。これはプロセスがたくさん増えるのでもっと時間がかかりますが、両方のやり方をマスターしなければ読譜力はつきません。

読譜の練習を始めた初期のころは後者のやり方で学習していくのですが、自分の中にデータが蓄積されるようになると、前者の自分の中の脳のデータと実像との整合性をはかるやり方で習得していきます。

しかし、88種の音の中からピンポイントで絞らなければ分かるまでに時間がかかりすぎて、結局『わからない』になってしまいます。 推論と正解のぶれをすこしずつなくして早く正解にたどり着けるように学習しなければなりません。繰り返し学習していく。つまり、ディープラーニングの仕組みとよく似ています。

学習をどれだけ継続できるかは脳の問題なのか、性格的なものなのかは専門家でないので分かりませんが、個人差は大きい感じがします。

楽器をピアノと特定して読譜の仕組みを考えると、88種の何の音かを考えて指をその鍵盤の上にもっていくというより、楽譜のイメージをみて鍵盤のイメージと合致する鍵盤に指を持っていく、という感じで楽譜を読みながらピアノを弾いているような気がします。

第40回 JPTAピアノ・オーデション

11月12日(日)高松にある「香川県教育会館ミューズホール」で開催された教育連盟のピアノオーデション、地区大会に行ってきました。

連盟のオーデションは、5年ぶりくらいでしょうか?
Uターンで徳島に帰ってきてからは初めてです。
高松まで往復約6時間。
遠かった。

今回は4名が参加され、朝早い集合の生徒さんは前泊されました。
ご苦労様です。

久しぶりのオーデション応援、緊張しました。
小3、小6の生徒さんは椅子の高さ調整を自分でしたのですが、初めての会場にきてリハーサルなしで、椅子の調整も落ち着いてできていて、すごいなーと尊敬しかありません。
子どもって本当にすごい(^O^)/

生徒さんの演奏を客席で聴く機会はコンクール以外にありません。自分も大いに勉強させてもらっています。客席で聴くことができることもしかり、オーデションの場合は課題曲があり自分の生徒さんと他の方との演奏を比較することでわかることが沢山あります。

次回までの課題として、
『フォルテとピアノのダイナミクス』
指づくり、音づくりを研究していこうと思います。

ステージで一生懸命弾いている生徒さんをみて、自分ももっと頑張らねばと痛感しました!!